●話下手と思っている人
人には話すという能力にさまざまな違いがあります。中には人との交流に差し障りが出るほどに自分の話し方に悩んでいる方もいます。内気な性格であるとか、対人関係が苦手であるとか、あるいは幼児の頃の抑圧要因などそれぞれに原因があるかと思います。 問題なのは、自分の思いや考えを言葉として出す時に差し障りのある人です。言いたいのだけどうまく言葉として出てこないとか、話すことそのものに躊躇してしまう人たちです。 大切なのは「自分はもともとこういう人間なのだ」という思い込みです。精神的ストレスから起こっている症状だくらいに考えたらどうでしょう。親しい人と会話をして話す練習を重ね、自信をつけていくことが大事です。
話してみると話せるのに、苦手だと思っている人は自信をつけるきっかけさえつかめば苦手意識は解消します。
●断わり方
話し方にも話す事それに対して聞く事があります。依頼、勧誘、説得が表とすると、裏に断わりがあります。両方出来て話力を高める事ができます。表が上手だから必ず裏が上手とは言えません。 人の頼みを聞き入れる事は大変気分の良いものです。しかし、もし人の頼みをすべて受け入れていたらどうでしょう。
保険の勧誘に来たので契約した、車を売りに来たので買った、用事を頼まれたので引受たなど人間社会を生きていく中でどうしても断わる事が出てきます。しかしこの断わる事は大なり小なり相手の希望をくじく事になります。断わり方をあやまると相手との今迄の人間関係にひびが入り悪くいけば、妬み、喧嘩、殺人にまで。よい人間関係を維持する為 上手な断わり方は知っておくとよいでしょう。
●リアル社会・ネット社会
日本の社会において、現在ネットワークの活用が急速に進展しています。 近隣とのコミュニケーションがなくなり、遠方とのランダム(乱雑な)コミュニケーションに傾倒しすぎると、ネット社会の影の部分が強くなり、マイナスの現象につながります。 一方、ビジネスのケースでは、最近急激に発達しているブログなどが、新しい、今までは考えられなかった結節を生む可能性を秘めて急速に広まっています。
ネットワークのコミュニケーションは、遠隔地、あるいは通常では結びつかない結節を可能にしています。一方、従来からの近隣とのコミュニケーションも存在しています。
例えば、出会い系サイト利用の犯罪、自殺願望者のネット心中など。これらは周りとのコミュニケーションが希薄化する一方、通常は結びつかない結節がネットで形成され、犯罪や自殺へと行動が飛躍してしまったケースです。
●手話
一般に言葉は音声によって表出されます。しかし、聴覚に障害のある人びとの言語である手話は目で見る言語で、手の形や位置、方向、顔や体の表情など、手話を構成する複数の要素が同時に空間に展開されます。
音声の特徴のひとつとして、言葉はひとつずつ1本の糸のように連続して発話されるということがあげられます。ひとりの人間の成長の歴史をみても、身ぶりは言葉の発達に重要な役割を果たしますが、聴覚に障害がなければ,まず音声言語を身に付けて、その後で文字を学びます。
複数の単語が同時に発話されることはありません。そこから音声言語とは違う手話の様々な特徴が生まれます。
言葉が生まれてくるときには,身ぶりも音声も同時に発生したのかも知れませんが、人類の長い歴史の中では、音声言語がずっと支配的でした。その音声言語に基づいて文字(書記言語)が発達しました。
●効果的コミュニケーションスキル
日常生活において自分の言いたいことを適切に表現できず怒りをためこんだり、そのために関係を悪くしたり、引っ込み思案になったりするのは、良いコミュニケーションではありません。
そのようにしないで、気持ちの良い人問関を築くには、アサーティブネス(積極的自己表現)のスキルを使うようにしよう。
つまり自己肯定スキルが乏しい人は、アサーイブネスが苦手です。
仕事、家庭生活、学校生活など、いろいろな場面で、いろんな問題を生じさせます。
分りやすい事例は、万引きの誘いを受けて、いやだなと思いながらも、断りきれずに行動をともにする。
逆に、断った罪悪感や、仲間はずれにされることから、無力感が起こり慢性化してしまうこともあります。
同じように、自分の感情、意見、考えを話したり表現できない人は、自分自身を不快な感情によって、自己否定してしまうのです。
あるいは、攻撃的な形でしか他人と交流できないために、健全な人間関係が作れず、アウトサイダーな暮らし方しかできなくなってしまいます。
つまり、アサーティブ(積極的自己表現)コミュニケーションは、生きていく上でありとあらゆる場面に影響しているといえるでしょう。
●コミュニケーションのコツ
話す側はしっかり相手の目を見て、正しい言葉遣いを心掛けましょう。内容もあまり長々とは語らず、話を要約して簡潔に話す事が重要です。あまりに要点に近づかないと相手もイライラしてくる可能性もあります。最も重要なのは、相手の事も考えて言葉を選ぶ事です。こう言う話題をこの人嫌いなら話さない、キツイ言い方や下手な冗談も通じない人もいますので、その点を考慮して話題や言葉を選びましょう。自分だったらこう言われたら嫌だ、と言うものはあると思います。それを相手に置き換えて考えてみよう。 聞く側は相槌を適度に行います。相手の話の邪魔かな?と思うかもしれませんが、反応が無いと相手も少し不安に感じる場合も少なくありません。「はい」「うん」など簡単なものでいいので、タイミングを見ながら行いましょう。同様に表情もその場に適したものにします、位話をしているのに笑顔ではおかしいでしょう?クセの人は意外と無意識に行ってしまいますが、腕組みや足組みも不快、または高圧的に感じる場合がありますので避けるようにしましょう。
●コミュニケーションの多様化
ブロードバンド化、モバイル化等、ユビキタスネットワークが進展する中、人と人のコミュニケーションは、コミュニケーションツールである固定電話、携帯電話、パソコン等、また、コミュニケーションの形態である通話、メール等において様々な組み合わせが可能となり、多様化が進展しています。
コミュニケーションのツールや形態に関するアンケート調査結果を見ると、それぞれの特性に応じた使い分けが進んでいることが分かります。携帯電話と固定電話については、半数以上が相手、内容、時間帯、気楽さ又は手軽さにおいて使い分けているとしている。また、携帯メールとパソコンメールについては、時間帯や気楽さといった点から使い分けている人は4割程度にとどまっているが、相手、内容又は手軽さにおいて使い分けていると回答した人は半数以上に上回ります。メールと通話については、7割以上が内容、時間帯、気楽さ、手軽さによって使い分けており、固定電話、携帯電話、パソコン等のコミュニケーションツールの使い分け以上に、メールか通話かといったコミュニケーションの形態の使い分けについて意識していることが分かります。
●リスクコミュニケーション
基本的に、化学物質管理における各ステップは、関係者間での意識の共有(リスクコミュニケーション)を行いながら進めていくことが必要です。 現在、インターネット等から簡単に多くの情報が得られますが、得られた情報を参考にする際には、発信元の信頼性を確認すると同時に、複数の発信元の情報を見比べるなどして、偏った判断をしないように心がけることも大切なのです。
リスク評価などにおいては、特定の専門機関で行う内容もありますが、何を目的とし、最終的にどのような管理により、どういった結果となればよいかを検討する際には、関係者の負担や、安心・満足などの主観も重要な要素となります。
十分なコミュニケーションのもと、関連する情報を公開し認識し合い、可能な範囲でよりよい姿を相談することは、とても重要です。
説得や合意形成のためのコミュニケーションと限らず、お互いの立場や取組み、関連の知識や考え方などを知るということが、今後の管理のために必要といえます。
●コミュニケーション
コミュニケーションの語源はラテン語のcommunico、英語のshare(共有)を意味します。プロジェクトの進捗状況を知るために情報を集め、プロジェクトを先へ進めるために情報を流し、プロジェクト情報を関係者間で共有し一体化を図ります。言葉であれば、その言語が直接、または通訳を介してお互いに理解できる必要があります。 コミュニケーションの前提として、送り手と受け手との間に共通の場、共通する目的が必要です。メンバーのなかにそのプロジェクトを潰そうとする人がおれば、コミュニケーションどころかプロジェクトも成立しません。プロジェクトで大事なことは、最適のタイミングで最適の人に最適の情報が伝わることです。
「皆の目に見える形で情報を共有する」ことを心がけます。プロジェクトの場合、メンバー全員がそのプロジェクトを達成しようとする思いを持つ必要があります。プロジェクトが動き出すと、コミュニケーション(情報の伝達と共有)が問題になります。メンバーは、コミュニケーションにより、自分の責任を知り、プロジェクトの進捗を知り、関係者と連係し、権限を持つ人の決定に従います。